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セラミドのオールインワンゲルなら本当に1本で済む!

オールインワンゲルに興味はあるけど、これ1本というのはなかなか不安でしょう。

でも、皮膚科学の観点から見ると、数点使うのとオールインワンゲル1点とで違いはないんですよ。

ただ、オールインワンゲルは1度だけだから製品の品質、特に浸透力で差が出ちゃいます。

だからオールインワンゲルはすぐに乾く、使い続けているとシワが増えてきた気がする…という口コミが増えているようです。

皮膚科医が選んでいるのはセラミドです

セラミド主体のオールインワンゲルから選んでみてください。

オールインワンゲルでメジャーな主成分はコラーゲンかヒアルロン酸です。

どちらも悪くありませんが、皮膚科学的にはそんなに優れた作用を発揮するわけじゃありません。有用なのは間違いありませんが、メインとするにはあまり意味がありません。

選ぶならセラミドです。

皮膚科で置いてある基礎化粧品も大半がセラミド主体です。

売るためなのがメインの化粧品会社と、皮膚トラブルを減らすのが目的の皮膚科医。どちらの判断が正しいかは一目瞭然じゃないでしょうか?

思ったほど良くない?コラーゲンとヒアルロン酸のオールインワン

なぜコラーゲン、ヒアルロン酸主体のオールインワンゲルがいまいちなのでしょうか?

誤魔化す系の製品が多い

コラーゲンとヒアルロン酸は、今となっては安価に製造できます。ヒアルロン酸なんて出始めのときはムチャクチャ高価だったんですけどね。

そしてこれら成分のメリットは、とにかく水分をたくさん含めるという点です。

オールインワンゲルは1点のみでケアするため、化粧水、乳液、クリームなどと3点以上肌に重ねる場合より、肌に乗せられる量が減ります。

そのため一度でとても潤う感じを演出する製品が多いのです。それにコラーゲンやヒアルロン酸がとても適しています。

さらに、シワが消えたような感覚やハリ感を出すために、シリコンのポリマーネットを肌に張り巡らせるものも多いですね。余計に肌に負担をかけてしまい、本当に進行しているシワやたるみ状態に気づかず手遅れになってしまうことも。

つまり、一度で何もかも完璧な感じを演出することに力を入れ、肌のためにという皮膚科学を無視した製品が目立つのです。

ポロポロしやすい

オールインワンゲルがダメだった…という人に多いのが、重ね付けしたり、上から化粧すると皮むけみたいにポロポロ何か落ちてくる、というトラブルです。

これはヒアルロン酸やコラーゲンが悪いのではなく、この系統のオールインワンゲルに配合されることが多いシリコンポリマーが原因。

オールインワンゲルの一度で潤いハリが出る感覚を演出するために、見えない網目状のネットをピン!と張る効果があります。これが成分を絡め取るような感じでダマになりポロポロ化するわけです。

意外と保湿が続かない

コラーゲンやヒアルロン酸主体のオールインワンゲルは、意外と潤いがもたないことが多いです。

これには勘違いも含まれます。

コラーゲンやヒアルロン酸は大量に水分を含むため、肌に乗せたときにものすごく水分感を感じてしまいます。

しかし、同時に徐々に水分は蒸発していきます。そのため、急激に潤いが逃げていっているような感じてしまうのです。

実際は問題ないレベルのことが多いですが、時間経過とともに不安になってしまうことが多いです。これはコラーゲン、ヒアルロン酸が肌表面に乗っかっているだけのためです。

逆に潤いというか、ベタつき?みたいなのが残るタイプは、ある意味保湿が続いている感覚になります。

でもそういうタイプは不快感があったり、皮脂の行き場を失わせてニキビを作ったり何かと肌トラブルを起こしやすいのです。

セラミド主体のオールインワンゲルのここが良い

ではセラミド主体のオールインワンゲルならなぜいいのでしょうか?

肌に足りない成分そのもの

コラーゲンやヒアルロン酸は、肌構造でいうと化粧品で補えない深さにある成分。ただ水分を大量に含めるから、という点だけで使われています。

しかし、セラミドは違います。

セラミドは肌の一番表面にある角質層にある成分。セラミドが足りなくなると、乾燥はもちろん、紫外線に弱くなりシミができやすくなったり、刺激に弱くなりシワ、たるみを作る元となります。またできたシミの排出も遅くなり、色素沈着を誘発します。

こんなに大事なセラミドが多くの女性の肌に不足しています。

そしてセラミドは化粧品で補えるのです。コラーゲンやヒアルロン酸と違い、元あるべき場所に増やせます。

もし1点のスキンケア化粧品でケアするなら、足りないものを足りない場所に補うべきですよね?

本当の意味で潤いが続く

セラミドは角質層の中で作用します。コラーゲンやヒアルロン酸も角質層に浸透できるものがありますが、半ば無理やりなのであまり安定しません。

しかしセラミドはヒト型のものを選べば、元からあるオリジナルのセラミドのような振る舞いをします。だから一度で馴染み、一度でずっとその場に落ち着きます。これはコラーゲン、ヒアルロン酸との大きな違い。

セラミドは瞬間的な水分維持量ではコラーゲンやヒアルロン酸に劣りますが、肌に馴染みしっかり維持されるため、本当の潤いは断然こちらなんです。これは使ってみればわかりますよ。

実は美容パワーもセラミドのほうが高い

コラーゲンは特にお肌のハリに重要な成分です。

しかしこれは、あくまで真皮層という深い位置で、コラーゲンがあるべき姿で存在するときに発揮される効果。オールインワンゲルで肌に届けてもこの状態にはならず、コラーゲンはあくまで潤い維持しか効果はありません。

でもセラミドは違います。

セラミドは肌なじみが良く、肌のバリア機能を支えます。肌がスクスク健康に生まれ変わるための必要条件を満たせるため、特に乾燥やくすみ、肌荒れなどに悩む人に最適です。

肌トラブルの多くは、刺激を受けて炎症が起き、それで肌荒れしたりコラーゲンが破壊されます。また古い角質が溜まってくすんだり、余計なメラニンが排出されずシミにったり茶クマになったりします。

直接的にセラミドが何か作用するわけではありませんが、こういった肌トラブルの発生原因の大本にセラミド不足があります。これを補えるかどうかで大きな差になるのは間違いありませんよね。

ポロポロしにくくて皮膚科学寄りな製品が多い

気づいている人がどれくらいいるか不明ですが、セラミド主体のオールインワンゲルは皮膚科学を考慮した製品が多く、逆にコラーゲンやヒアルロン酸主体のものは、使ったときの感覚や妙に魅力的な美容効果をアピールしたものが多いのです。

皮膚科学の観点から化粧品を作ると、使ったときの使い心地や、シワを一時的に伸ばして誤魔化すような効果は無視されます。肌状態を整え、肌本来の機能を助けるためだけに考えられます。

その結果、瞬間的な潤い感では劣るものの、本当に肌に必要なものだけを取り入れるオールインワンゲルになります。だからポリマーなどでピン!としたハリ感を出すなんてことしないので、ポロポロのダマが出ることもなく、またベタつきや不快感などがない本当に優れたオールインワンゲルを選ぶことができます。

他人と差がつくセラミドオールインワンゲルの選び方

セラミド主体のオールインワンゲルなら何でもいいの?

ヒト型ナノセラミドがベスト

セラミドには種類があります。一般的に肌にベストとされるのがヒト型(天然型)セラミドです。

さらにこれをナノ化して浸透性を高めたものがいいですね。

オールインワンゲルの場合は、このヒト型か非ヒト型かのどちらかになることが多いです。非ヒト型のオールインワンゲルはまだあまりいいな、と思った製品には出会えていませんね。

できればポンプタイプ

オールインワンゲルはたった1つで済むアイテムです。この特徴を活かすには、一般的なフタ付き容器よりポンプタイプがベストです。

なぜなら、ポンプタイプにすることで防腐剤フリーが実現できるからです。

化粧品で肌荒れするトラブルにこの防腐剤がよく見受けられます。しかしポンプタイプ(ただし特殊なもの)にすることで空気に触れることを排除でき、結果、防腐剤なしで肌に届けることができます。

今注目の美肌菌を殺さず、本当に肌にいい状態でセラミドを届けられるのは、むしろオールインワンゲルにしかできない芸当です。

また、塗りすぎによる肌トラブル、経済的負担も防げますよね。

ポンプタイプは1回か2回など明確に使用量が決まっています。カップから手にとって使う一般的な容器では、美容効果を期待して塗りすぎてしまい、肌の負担になったり触りすぎになります。これが防げるのも非常に大きなポイント。

なんと界面活性剤不使用もある!

化粧品でたびたび悪とされる界面活性剤。

使用目的は乳化剤なので実際はそんなに悪いものではありません。しかし皮むけや粉吹き、ビニール肌の人には肌荒れ、皮むけ悪化の原因になります。

そんなできればないほうがいい界面活性剤。これを使っていない製品にもセラミド主体のオールインワンゲルが目立ちます。

通常は気にしなくて大丈夫ですが、界面活性剤が気になる人はこっちもチェック!

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