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わが子を長い物差しで子供の成長を見よう

今の子供はごく小さなうちからいろんな習い事をしていたり、親のほうも熱心に教えたりするものです。子供を持つとさまざまな場所で「うちの子はどうしてこうできないのかしら」と悩む場面にあたります。

4歳なのに隣の子はもう泳げる、仲良しのえみちゃんは幼稚園年少さんなのにひらがなで名前が書ける、けんちゃんはサッカーがものすごく上手でスポーツ万能……となりの芝生は青いではありませんが、ぱっと見たところ、どうもわが子がひどく見劣りするような気持ちになることがあります。

しかし、小さいうちの「できる」は単純に「訓練の結果」であることが多いのです。
幼児に何かをさせたいのなら、親がそれだけ熱心に指導したり、指導してくれる場所へ子供を預けたのなら、ある程度はできるようになるものなのです。

でもそれは、長い人生のごくごくスタート時点での「できる」でしかありません。例えば泳げる、ということであれば、まぁこれも普通にやっていれば小学生の3年、4年にもなれば、少なくとも顔をつけて前へ進むぐらいのことは、やがてできるようになります。その時、小さいうちからスイミングをやっていた子はすでに25メートル泳げるかもしれません。

でも、小学生のときに泳げる子と泳げなかった子が、その人生において何か大きく差がついたのかといえば、そうではありません。

また、これは成長したお子さんを持つお母さんがたに聞くとよくわかりますが、子供が伸びるピークというのは本当に人それぞれで、小学校のとき運動会のスターになる子もいれば、高校生になって部活動で活躍する子もいるし、中学生のときは全然できなかったのに大学受験では一念発起して国立に受かったという話もさして珍しいことではありません。

子供が小さいうちは、どうしても「短い物差し」で子供の成長を見てしまいがちです。
しかし、本当の人生は親が考える物差しなどでは全く足りないぐらい、長く太いものです。

どうか親も、時には心をゆったり持って、わが子の成長を見守ってあげてくださいね。

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