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健康・医療

少食小柄で低身長な子どもは親次第!

あまりご飯を食べない子どもは小柄で身長が伸びにくい。そんなお子さんでも親次第で立派な体格にできるはずです。

あなたの子どもはもう伸びない!?少食な子どもは身長を伸ばす栄養が不足!

少食だと身長を伸ばす栄養が不足してしまいます。

少食な子どもは胃腸が弱い子が多く、特にたんぱく質の消化が苦手な子が目立ちます。このたんぱく質というのが特に身長を伸ばすのに重要な栄養となります。

たんぱく質を胃腸で分解するとアミノ酸になり、骨の材料となるだけでなく、成長ホルモンという骨を伸ばすホルモン分泌を促進する役割もあります。

少食だと成長期に必要な成長ホルモン量が分泌されず、身長が伸びる時期を逃してしまいます。一度この時期を逃すともう身長を伸ばすチャンスはありません!親として少食の子どもにしてあげられることを今すぐ見なおしてみましょう。

身長が伸びる食事・栄養の秘密

ただたくさん食べれば身長が伸びるわけじゃない

小食な子どもより、よく食べる子どものほうが身長は伸びます。

ただ、食べるものの内容と量の限度はあります。

いくらよく食べる子でも、スナック菓子やジュース類などばかり食べる子は肥満になるだけで縦に伸びません。

身長が伸びるのにはたんぱく質がとても重要ですが、たんぱく質ばかり食べていても身長は伸びませんし、限度が過ぎると成人病にもなります。

行き着く先はバランスの取れた食事内容と量です。その中で、注目するべきポイントを親が意識してあげるべきです。

身長を伸ばすには骨の端っこを成長させる

身長が伸びるということは、骨が伸びるということです。

骨が伸びるには、骨の先端にある軟骨状態の骨端線という部分が伸びる必要があります。この部分が骨の工場となり、伸びていくと古い部分が骨となり硬くなっていきます。

普通、この骨端線は大人になるとなくなってしまいます。つまり大人が身長を伸ばせない理由がこれというわけです。

子どもの場合、この骨端線があるのが普通です。身長が低い小柄な子どもでも、大柄で背が高い子どもも同じようにあります。差はありません。

ではなぜ身長の伸びに差が生まれるのか?

その理由で最も影響が大きいと注目されているのが成長ホルモンです。

小柄な子どもと大柄な子どもの成長差は成長ホルモン

成長ホルモンは脳から分泌されるホルモンで、体の組織の成長、つまり細胞の増殖を促す作用があります。

骨もこの成長ホルモンにより伸びます。骨端線のある骨端の軟骨細胞に働きかけ、軟骨細胞を増殖させて伸ばし、硬い部分の骨を伸ばしていきます。

普通、子どもは成長期に成長ホルモンがたくさん出るため、自然と身長が伸びていきます。個人差があるのは、この成長ホルモンの分泌量が関係しているとされています。

気をつけよう!体の成長はそんなに単純じゃない!

ただ骨の成長は成長ホルモンの分泌量だけで決まるわけではありません。

細胞が成長するには、様々な酵素が必要となり、その元になるものとして亜鉛やマグネシウムなど各種ミネラルも必須です。

また骨の材料となるたんぱく質も十分に摂取する必要があります。

つまりバランスの取れた食事が重要なのですが、バランスを欠いた栄養バランス、極端な話、スナック菓子ばかりなど食べていると、体に活性酸素が多く発生して細胞が酸化、機能が劣化します。すると成長ホルモンの分泌自体も影響を受けます。

かといって、たんぱく質ばかり取ると、一緒に摂取しやすい脂肪の取り過ぎによる肥満、たんぱく質代謝の肝臓への負担が起きます。

亜鉛やマグネシウムが重要だ!とサプリメントなどで子どもが積極的に取ると、金属中毒を起こしてしまいます。

このように、人の成長というのは非常にややこしいバランスの上で成り立っており、人それぞれによって微妙に違います。何かをしたら確実に身長が伸びるということはない、ということをよく理解しておく必要があります。

何でも食べられる子に育てるのが親の責任!

親としてやってあげるべきことは、好き嫌いがない味覚に育てることです。これが一生その子の資産となります。

これは本当に親の責任です。子どもが喜んで食べているからいい、と楽観視していませんか?それでは身長が伸びないし、将来仕事での会食の席でも恥をかくのはあなたの子どもです。

ただ、急に好き嫌いを無くすのも精神的ストレスが溜まります。精神的ストレスがたまると成長ホルモンの分泌量も落ちてしまい、身長の伸びに影響を与えます。

ある程度は厳しく、たまには甘くと親の本領を発揮する場面です。

あとは、もし料理が下手だとか、少食過ぎてなかなか食べてくれないという事情があるなら、アミノ酸のサプリメントを補助的に与えるのは悪くないでしょう。

少食であまり食べてくれないならアミノ酸サプリメントも考えてみよう

アミノ酸は消化が不要なので子どもの胃腸にも負担を与えません。アミノ酸はたんぱく質を分解した状態のもので、骨や筋肉の材料になるのはもちろん、特定のアミノ酸(アルギニン)は成長ホルモンの分泌を促進する作用があるなど、小柄な子どもには魅力的な栄養素です。

もちろん、こうういったアミノ酸を摂ったからといって身長が伸びるわけじゃありません。そのような薬みたいな効果はこの世にありません。

ただ、身長が伸びやすい環境を作ってあげるという意味ではO.K.でしょう。特にアルギニンは、成長期までは不足しやすいアミノ酸です。

成長ホルモンが必要な時期に必要な分の成長ホルモンがあるかないかで、大きく身長の伸びに影響してくるのは明白です。

毎日お肉200g?少食じゃなくても難しい…

アルギニンは肉や魚、豆など一般的なたんぱく質食品に多く含まれていますが、揚げ物など油を使って調理することも多いので、料理で意識する場合は工夫が必要です。

また過度にたんぱく質を食べさせると肝臓を始め、胃腸に負担がかかって体内酵素を消費してしまい、大人になったときに太りやすくてやせにくい体質になってしまいます。

成長を意識した場合、体重の0.1kgのアルギニンを摂取すると良いとされていますが、そうすると小学生でも毎日200gの肉やコップ15杯の牛乳の換算量になってしまいます。

ご家庭の食育環境に合わせて、これらアミノ酸の利用を調整、検討するべきですね。

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