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相撲取りの取り組み後のインタビューが無口なのはなぜか?

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話せないのではなく、話さないだけ

辛すぎて話せない?

相撲取り、お相撲さんがしゃべっているイメージで浮かんでくるのが、勝ってすぐ後のインタビューです。NHKの相撲中継で、横綱を破った各下の力士さんは必ずインタビューを受けているはずです。その時のお相撲さんは「はぁー・・・はぁー・・・はい、はい、はぁー・・・精一杯ぶつかるだけでした・・・はい・・・」といった感じでインタビュアーの質問に短く平凡な内容で答えるのが通常です。

私はそれを以前は息が辛くて普通に話せないからと思っていました。あれだけの体ですし息が切れやすいのだろうと思っていたのですが、あれは本当に息は切れているものの、別にしゃべれないほど辛いわけではないそうです。

勝者は語らず

誰かは忘れましたが、とある関取が「そんなにしんどかったら立っていられない。しゃべろうと思えば普通にしゃべられる。」と言っていました。「じゃあなんで?」と思ったのですが、格式高く、礼儀を重んじる相撲界では、勝ったからといってその喜びや気持ちを表に出してはいけない決まりがあるからです。

勝っても他のスポーツや格闘技のように「楽勝でした。」「相手がミスをしたので・・・」とは言わないのです。それは全力で対戦した相手に対する無礼に値するので、何を聞かれても当たり障りのないようにあっさりと答えます。

相撲界ではいつの時代も発言が波紋を呼ぶ

そのため、朝青龍の一時期の問題発言のような内容は、相撲協会はもちろんマスコミもその賛否を大々的に取り上げます。格闘技ならしょっちゅうですけどね。試合前から失礼を通り越した舌戦が繰り広げられますから。

ましてや小錦の協会に対する不満は彼自身の昇進を妨げるという大問題に発展しました。とにかく、誰に対してもはっきりとした感情表現はご法度な世界ということです。

今では現役お相撲さんもタレント化傾向でよくしゃべる

というわけで、相撲取りが無口や口下手なのではなく、取り組み関連の感情表現や感想はその内容を制限されているだけで、本当は明るい人や面白い人、話がうまい人がたくさんいるのです。

これは普段TVを見ていれば気付くことでしょう。小錦や武蔵丸、おにいちゃんこと元若乃花などは引退後非常にTVで見かけることが多く、人気者となっています。

現役でも現時点で(05年1月)横綱朝青龍もTV出演で非常に明るい一面を見せており、もみあげで人気者の闘牙もコント風の再現VTRに出演するなど非常にユニークな一面を見せています。

今考えてみれば、昔は今ほど相撲取りがTVで出演していなかったような気もします。相撲協会も人気低迷の歯止めに躍起になっているので、昔に比べるとお相撲さんの活動範囲は広くなっています。これだけバラエティ番組でお相撲さんを見ていれば、そもそも無口だとか口下手といった印象は、初めから受けないかもしれません。

関連リンク

日本相撲協会
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ウルフこと千代の富士、貴乃花、輪島といった今でもTVで見かける名力士にスポットを当てた相撲ファンにとっての保存版DVD。
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