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時には子育ての悩みを誰かにぶつけましょう

子育てに秘訣はありません。
子育てに「絶対」はありません。こうすればこう育つというひな形はないに等しいのです。

それでも世の中にはたくさんの「育児書」があり、「子育ての悩み」に答えるコーナーも種々あります。それだけ子育てには親の不安や悩みがつきものだということなのでしょう。

子育てにおいての不安も悩みもあるいは愚痴も、それは百人いれば百人それぞれにあり、すべてに共通して答えるすべはないのです。
でもひとつ、オールマイティに「子育ての悩み」を軽減する手段はあります。

最初に申し上げておきますが、「解決する」方法はないのです。結局それは本人が子育ての最中に、そのたびそのたび、ベストな方法を選択していく以外方法はないのです。
ですが、「軽減する」ことはできるのです。

それは、話すことです。
どういう相手でもいい。一番わかりやすいのは子どもを共に育てている夫(あるいは妻)でしょう。共感を得やすいのは、同じ年代の子どもを育てているママ友です。あるいは逆に、幼なじみとか学生時代の友達という手もあるでしょう。
それから両親がいます。また、全く無関係の人のほうが良いという場合には、親の不安を聞いてくれる公的な機関や電話相談などでもいいのです。

話をする、ということは、自分の想いの丈をぶつけるということです。子育ての間、一番辛いのは「孤独感」と「疎外感」に悩まされることです。
誰かに聞いてもらうことで、悩みが解決することはありません。ありませんが、話すことでスッキリするということはあります。解決策はなくとも、なんとかがんばろうという気持ちになれること、子育てのモチベーションのようなものが保たれるということが大切なのです。

話すのが苦手だ、ということもあるかもしれません。
話す事じたいがストレスになるのであれば、たとえば気持ちを文字にしてみたらどうでしょうか。
書くことも、時に「発散」になります。
体内に気持ちを閉じ込めておくことにより、それが蓄積されて、耐え難い重荷にならないように、なるたけ、できるときに「外へちらしてく」ことは精神衛生上も大事なことなのです。

固い言葉で言いましたが、要するに「愚痴は吐き出せ」ということです。
誰でもいい、ぶちまけて、「やってらんないよ」と伝えてみましょう。助けてもらうことが目的ではないのです。内にあるものを出してしまうこと、なるたけからっぽにして次の「愚痴」が入れるスペースを作ること、子育ては長い長い間続くものです。
いっぱいいっぱいになって破裂しないよう、時折、風を通してあげましょう。

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