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健康・医療

口臭予防の基礎知識

ニンニク料理を食べたあとに気になるのが口臭。それは、腸から吸収された成分が血液中に入り、体中を回って肺から息として吐き出されるため、いつまでも臭いが残ります。ですが、口臭はニオイの強いモノを食べたあとだけではありません。

口臭は誰にでも自然にあります。口の中は湿気があって温度も高いため、食べカスなどがたまると雑菌がはびこり、臭いを発しやすい環境になっています。

普段は唾液の抗菌作用によって、口臭もおさえられていますが、起床時や空腹時には唾液の分泌量が減り、口臭が強く感じられることがあります。また、緊張によって唾液の分泌量が減ってしまったときも口臭がします。

女性の場合は月経時や妊娠時にホルモンの作用によって口臭が強くなることもあります。こうした口臭は一時的なものなので、歯磨きやマウスウオッシュ液、ブレスケア用品などで解消することができます。ガムを噛んだり、アメをなめたりすることでも、唾液の分泌をうながし、口臭が薄まります。

少しやっかいなのが、病気が原因となる口臭です。歯周病や虫歯、胃の病気、呼吸器の病気、鼻やノドの病気などからも口臭の原因となります。特に、歯周病や虫歯は慢性な口臭の原因となっている場合があるので、日頃からのケアが大切になります。朝晩の歯磨きはもちろん、食後の歯磨き、デンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯と歯の間の食べかすやプラークを落としたり、ときどき歯医者さんで歯石除去をしてもらうことなどの予防が効果的です。

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