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子どもにも自尊心は大切です

子供のこころを大事に育てていくことは、親の責任だと思います。

こころの問題、という言葉をときおり耳にします。

度をすぎた暴力やいじめ、警察のお世話になるような違反行為、あるいは自分を痛めつけたり、人の傷みに無関心であったりするような、そういうニュースや人の話題を聞くにつけ、子を持つ親としては「そんなふうにならないようにするには、どうしたらよいのだろう」と不安にもなります。

子供のこころのなかで、何を育んでいけばよいのか、ということは突き詰めていくと、自尊心であると私は思っています。

なんでもそうですが、過剰なものはもちろん良い結果をもたらしません。自尊心をプライドという言葉に置き換えると、これだけが突出している人物は確かに人間としてどうか、とも思います。

しかし、極論を言えば、ないよりは過度にあるほうがマシだと思うものが自尊心だと私は思うのです。

辞書で調べると「自分の品位を守ろうとする心」となっています。いじめも自虐行為も、他者へのひどい意地悪も、結局、プライドがない人の行為ではないでしょうか。

自分自身に対する自信がなかったり、自分を信じる気持ちが足りなかったり、卑屈な部分が裏返しになって、自分より見てわかるような弱者を作り上げようとし、そういう相手に自分が優位に立っていることを暴力などの形であらわして満足しようとするのです。

形は暴力だけではありません。無視したり、意地の悪い応対をしたり、中には悪知恵で相手を騙そうとしたりします。

自尊心は、自分を尊ぶことができる、自分を大切にできるということでもあります。それはつまり、赤ちゃんが最初に出会う親から、たくさんの愛情が注がれ、自分は「愛されている、大切にされている」と充分に感じられることが土台となります。

無条件に大切にされ、愛された体験から、相手に対する「見返りのない」しかしそれによって自分自身が満足できるという、気持ちの充足度を高めることが可能なのです。

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