トップ > 食事とダイエットの知識 > たんぱく質を中心に食べれば絶対に太らない?
中学の家庭科などでおそらく習った、習うはずであろう内容に、炭水化物・たんぱく質・脂質のカロリー表があると思います。
これを見ると・・・
・炭水化物 4kcal
・たんぱく質 4kcal
・脂質 9kcal
となっているはずです。
つまり太りやすいとされる炭水化物とカロリー面では全く同じです。確かに血糖値の上がり具合は全く違うので、たんぱく質中心の食事は太りにくいと言えます。しかし、それもある程度までの限度ある話で、絶対に太りにくいことにはなりません。
人間は必要カロリー以上を摂取するとなんらかの形で体に蓄えようとします。それがグリコーゲンであったり脂肪であったりするわけです。結局たんぱく質も必要以上に摂りすぎれば脂肪となって蓄えられます。
肉体改造といってたんぱく質を中心にした食生活を送るのは、厳しい筋力トレーニングがあるからです。それだけ厳しい筋トレをすれば、筋繊維が傷つき、その修復にたんぱく質が必要になるためそのような食生活を送り、効率的に筋肉をつけようとする方法です。
その方法が正しいかどうかは別として、食生活で摂る栄養は目的で選ぶのではなく、体が欲しがっている内容とバランスで選ぶべきです。つまり太りにくいという根拠のない理由と目的でたんぱく質中心の食生活を送るのは全く意味のないことです。
ごく普通の生活を送っているなら、ごく普通の食生活で大半の人はたんぱく質摂取量は足りているはずです。もし運動をしているならその強度に合わせたたんぱく質は必要ですが、何もしないで楽にやせたいと願っている人が一般の人より筋肉を使っているでしょうか?傷ついていない筋肉に過剰なたんぱく質を与えても使用する場所がなくなり、結局は脂肪となって余計に太ることになってしまいます。
確かに、炭水化物は摂り方や摂取量で、たんぱく質よりかなり太りやすい傾向にありますが、だからといって必要でないとは誰も言っていないはず。「太りやすい=食べちゃいけない」という考え方とイメージは非常に危険なダイエットを招きます。
ほとんどの場合、太る原因は必要カロリー以上のカロリー摂取です。ストレスが原因、運動不足が原因・・・どの原因も結局はカロリーの概念にまとめられます。
ストレスなら、その発散のために食べる量が増えた、運動不足ならあまりに消費カロリーが少なくて摂取カロリーが上回ったということです。
たんぱく質にもちゃんとカロリーがあります。それを中心に食べたところで使い道のない分のたんぱく質が脂肪に変わるだけです。脂質だって人間にとって必要栄養素です。食べるものの種類より、食べる内容のバランスとカロリーを考えない限りまともなダイエットは不可能でしょう。もっと食べたければ運動するか筋肉をつけるしかありません。
ちなみに私はカロリー計算でのダイエットはあまり薦めません。なぜならそれは食事の楽しみを奪うからです。その代わり、筋トレや運動で基礎代謝をUPさせています。好きなものが食べられないカロリー制限を楽しいと思う人はそうそういないでしょうが、筋トレや運動はやり方によっては楽しくすることができるからです。
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