コゴトコム

  1. HOME
  2. 健康・医療
  3. お腹の健康
  4. 便が下に降りてこない残便感解消
健康・医療

便が下に降りてこない残便感解消

お腹の上の方でポコっと便が留まっている感じ。トイレに行っても出きらない…そんな残便がんを解決するポイントは善玉菌の排出物。

便がお腹の上の方で停滞。下に降りてくれば出るのに一向に降りてこない。そのせいでずっと便の塊が腸内にあるような気持ち悪い残便感…

今まで何度も便秘対策、便通対策方法を試してきて効果がなかったんじゃないでしょうか?

実はそれ、間違っていないのですが、あなたのお腹に足りないものがあるから効かなかったんです。

その足りないものを補えば、便は上に留まらずスルッと下に降りてきて、残らずズルン!!とすっきり排便できるようになります。

あなたの便はガサガサ乾燥肌かも

残便感の原因は便のガサガサ化が原因。便が滑りにくくなっていて、腸の蠕動運動で下に運びづらくなっているからです。

この状態の腸内にビフィズス菌や乳酸菌を増やしてもあまり効果はありません。既にヨーグルトやビフィズス菌を試しているのではないでしょうか?

これらビフィズス菌量アップなどは残便感解消に不可欠です。でも、便のガサガサ化を解消しない限り、その本当の効果はありません。

便の表面をつやつやにしてあげましょう。お肌の保湿ケアと同じことです。

水をたくさん飲んでも全く意味がない

極端な話、下痢なら残便感はありません。なぜかって水っぽいから嫌でも下に降りてくるからです。下痢体質ならねじれ腸でも残便感は少なくなります。逆にカチカチ便だと腸の中で引っかかって動きづらくて残便感が強くなります。

つまり残便感解消に不可欠なのは便の保湿具合。水分が多すぎず、少なすぎずという状態が必要なのです。

では残便感が気になる人は水分をたくさん飲めばいいのか?もう試して効果がなかったことは実体験済みじゃないでしょうか?

そう。水を飲んだからといって便が柔らかくなることはありません。なぜなら水分はほとんどが大腸の前の小腸で吸収されるためです。

つまりいかにして小腸で水分を吸収されずに大腸に届けるか?これが便が降りてこないという残便感解消の秘訣です。

水溶性食物繊維で水分が大腸に届く

小腸を通過して大腸に水分を届けられれば便に湿り気が出て滑りが良くなります。

その役割をしているのが水溶性食物繊維です。水溶性食物繊維は水を含んで膨らむ性質があり、小腸で水分を完全に取られずに大腸に向かいます。

水を含んだ水溶性食物繊維はそのまま便のカサとなって便の体積を増やします。腸内にピタッと張り付く太さになり、なおかつ便表面に滑り気を持つので蠕動運動で滑りやすくなります。

野菜をたくさん食べると実は逆効果になることもある

水溶性食物繊維は野菜をしっかり食べていても不足しやすい種類の食物繊維です。サツマイモや豆類にも含まれていますが、これら野菜には同時に不溶性食物繊維も多く含まれています。

不溶性食物繊維は水に溶けず、便を硬くしてしまいます。腸内の掃除に不可欠なホウキの役割をしますが、多すぎるとパサパサ便になるので残便感が強くなります。

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスが大事なのですが、普段の食事ではなかなか実現できないことが分かっています。

小腸の活動が元気なほど水分が大腸に届かないので、ある意味胃腸が元気過ぎると言えるかもしれません。下痢する人は小腸の働きが鈍い人に多い症状です。

乳酸菌やビフィズス菌を意識しても残便感を伴う便秘が解消しないのは、このように便自体に水分が届いていないせいです。

今までいろいろやってきたけど実感がなかった人は、ぜひ一度水溶性食物繊維で便の保湿をしてみてください。びっくりするくらいズルルーン!と便がすっきり出しきれる快感を楽しんでください。

腸内環境が悪玉菌優位だと残便感は解消しない

ただ、乳酸菌やビフィズス菌が不要ではないことにも注意。ここまでの話は、腸内環境がちゃんとしていることが前提です。

つまり善玉菌が少ない腐敗した悪玉菌腸内だと、水分が大腸内に運ばれても残便感は解消しません。

なぜなら悪玉菌が優位な環境だと、食べかすの腐敗物質が増えてしまい、腸内にそれらが残ってしまいそれが残便感の元になるからです。

水溶性食物繊維は善玉菌の餌にもなります。大腸内の大半を占めるビフィズス菌と一緒に補うことで、Wの効果で残便感を解消することができます。

残便感は「便の保湿」×「腸内環境」の2つが揃って初めて解消します。

水溶性食物繊維が豊富な食べ物で補える?

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスが優れているのは大麦です。これは断トツです。

しかしこれにも問題があって、大麦を摂り過ぎると今度は不溶性食物繊維の効果が高まって便水分が減少して滑りにくくなります。

食物繊維は善玉菌アップ、便の通りにと欠かせないものですが、実は量だけ増やせばいいわけではなく、バランスが大事なのです。このバランスが自然に保たれていたのが昔の日本人の食事。でも現代では気をつけていてもなかなかうまくいきません。

特に腸内環境は1週間サボると元に戻ってしまいます。日常で便に水分を与え、善玉菌が活躍しやすい食生活を送れるよう努力しましょう。

水溶性食物繊維のサプリメントはビフィズス菌サプリメント並んで最高の便の滑りを作ってくれます。水溶性食物繊維とビフィズス菌、どちらかでも毎日補えないものがあるなら、サプリメントで積極的にバランスを取ると残便感に悩まされることが減るでしょう。

他の記事もどうぞ